Last Update 2009/06/01
| バーニング・ダウン・ザ・ハウス |
| BURNING DOWN THE HOUSE |
本体:エンポリオ・アルニーニョ
発現からの経緯:本体の生まれ付き。存在が確認されたのは本体が自称10〜11歳の時(2011年冬)。
タイプ:特殊用途型
特徴:スタンドの像はない。
能力:本体自身が「無生物の幽霊」を通常の品物と同様に扱う事ができる。
- (「幽霊」の特性状の例外はあるが)扱いはあくまで「通常の品物と同様」で、例えば手を触れずに動かしたりはできない。
補足:「無生物の幽霊」とは?
- 幽霊になるのは死んだ生物だけではなく、破壊された物や建築物等がなる場合もある。
- 一般人でも見たり触れたりできるが、必ずしも物理法則には支配されない。
(例:大きな物でもポケットに入れて持ち運べる、壊れてもいつの間にか直っているetc)
- 飲食物:味わったり噛み砕いたりはできるが、消化吸収はできない(顎を透過して口の外に出てしまう)。
- 拳銃:「弾丸の幽霊」を発射できるが、生物に対する殺傷効果はない。
- 楽器:通常のものと同様に音が出る。
- 本:通常のものと同様に読める。
- ライター:通常のものと同様に火が出る。石やガスがなくなる事はない。
- パソコン:どこからでもインターネットやLANに接続できる。動力は「電気の幽霊」。
- 野球ボール:壁や床でバウンドするが、本体以外の生物は透過する。また、当てた部分に『屋敷幽霊』の入り口を作れる。
- ナップザック:中身ごと縮小させて持ち運べる。(入れられるのは本来のサイズで中に入る量まで)
- 『屋敷幽霊』:建築物や部屋等が空間ごと幽霊になったもの。元々あった場所の近くの壁や床等に「空間の亀裂」を作り、そこから自由に出入りできる。中に入ると広く、当時のままの中身が(幽霊だが)揃っている。
補足2:本体の母親もスタンド使いであり、フロリダ州のグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所内にある『屋敷幽霊』で本体を産み、育てたらしい。そのため、彼女もまた これと同種の能力を持っていたものと思われる。
ダメージ伝達:−
射程距離:−
能力射程:対象次第(通常の物質の場合と同様)
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| JC 78巻 | − | − | − | − | − |
謎・疑問点
- この能力は生物の幽霊に対しても、何らかの効果を持つのか?
- 本体が住んでいた『屋敷幽霊』内にあった物は全て「幽霊」なのか?なら何故「音楽室」に医学書やパソコンがあったのか?
→本体が刑務所内にあった様々な「幽霊」を拾い集めて部屋に置いていたのでは?
→同様に拾ってきた実物も混じっていたのでは?
- 本体がよく「無生物の幽霊」を小さくして携帯していたのは「幽霊」の特性か?それともこのスタンドの能力か?
- 徐倫やアナスイも『屋敷幽霊』内の品物を通常のものと同様に扱っていたが、このスタンド能力だけの特異性は何なのか?
- 『屋敷幽霊』の入り口は、ある程度「元々あった場所」に近ければどこにでも作れるのか?
- いつも本体が着ている野球のユニフォームも「幽霊」なのか?
- 無生物が「幽霊」になるには、どの程度まで破壊されれば良いのか?
Last Update 2009/06/07
本体:マライア(音訳によっては「マライヤ」)
発現からの経緯:発現理由は不明だが、存在が確認されたのは本体が20代の時(1980年代後半)。
タイプ:遠距離、特殊攻撃型
特徴:コンセント差込口型で、通常のものと見分けはつかない。なお、名前の由来は古代エジプトにおける愛と恐怖の女神である。
能力:自分に触れた者に磁力を帯びさせる。
- 最初は他の物質(壁等)の表面に現れ、標的が好奇心等で触れるのを待つ。
- 発動時、標的に電気(のような)ショックを浴びせる。(殺傷力はない)
- 磁力の強さは、能力発動からの経過時間に比例し、標的と本体との距離に反比例する。
- 磁力を帯びた者の体は、頭と足元の片側がN極、逆側がS極になる。(どちらがどちらになるかはランダムだが一旦決まれば変わらない)
- 同時に複数人を「磁石」化しておく事ができる。
ダメージ伝達:全身にフィードバック
射程距離:100m
能力射程:本体から数百m(ただし離れすぎると磁力が弱過ぎて使い物にならない)
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| SPWオリジナル | D(最初の電流) | − | A | − | C |
| JOJO A-GO!GO! | E | E | A | E | E |
謎・疑問点
- ジョセフは磁力を帯びたまま一晩寝ていたが、あの時本体は徹夜していたのか?でなければ何故磁力が維持されたのか?(本体が気絶したら磁力は消えたのに)
- スタンド像のコンセントは一般人にも見えるのか?
- スタンド像のコンセントは物質の表面以外に出現させたり、移動させたりもできるのか?
- 本体自身が磁力を持つ事はできるのか?
Last Update 2009/06/01
| バッド・カンパニー |
| BAD COMPANY |
| (極悪中隊) |
本体:虹村 形兆(にじむら・けいちょう)
発現からの経緯:本体が10代の時(1990年代)に『矢』によって発現。本体が18歳の時(1999年4〜5月)、死亡した事で消滅。
タイプ:遠距離、群体、射撃型
特徴:ミニチュア軍隊。基本は歩兵(G・Iジョー人形のようなデザインで全長10cm)60体、戦車7台、戦闘ヘリコプター『アパッチ』4機から成り、更に特殊部隊等も持つ(少なくとも『グリーンベレー』1体の存在が判明)。視聴覚を持つ。
能力:様々なミニサイズの武器で攻撃する。
- 歩兵:『M16カービン・ライフル』による狙撃や、パラシュートによる降下等が可能。
- 戦車:大砲で砲撃する。
- 戦闘ヘリ『アパッチ』:空中からミサイルで攻撃する。
- 『グリーンベレー』:普段は姿を見せず、ロープ等で密かに標的に接近してナイフで攻撃する。
- 地雷を設置できる。(歩兵による?)
- 他にも武器や道具等があると思われる。
ダメージ伝達:全身にフィードバック(数体倒された程度では影響なし)
射程距離:100m
能力射程:30m(銃弾やミサイルの射程距離)
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| SPWオリジナル | B(総攻撃はA) | C | B | A(主に歩兵) | C |
| JOJO A-GO!GO! | B | B | B | C | C |
Last Update 2009/06/01
本体:ペッシ
発現からの経緯:『矢』によって発現。2001年の春には本体の精神的成長に伴って基本能力がアップしたが、その当日中に本体が死亡した事で消滅。
タイプ:中距離、索敵探査、直接攻撃型
特徴:釣り竿型。サイズは本物と同程度。竿、針、糸、リールで構成される。リールは髑髏型。
能力:獲物を釣り上げる。
- 『針』は標的の腕等から体内に侵入して心臓や脳まで駆け上り、どんなパワーでも引き抜けない。
- 『針』と『糸』は獲物以外のもの(壁や床等)全てを水面のように透過できる。
- 『針』に「エサ」を仕掛け、それに触れた者の手に『針』をかける事ができる。
(例:電源スイッチを「エサ」にして敵が押すのを待つ)
- 『糸』へのダメージは、釣られている者に返っていく。(『糸』は無傷)
- 『針』や『糸』の周囲の生命エネルギーを探知できる。 また、『針』をかけた相手の身長、体重、体勢等や、その部位がどこかも判別できる。
- 『針』と『糸』を自由自在に動かしての物理攻撃も可能。
- 操作の際は必ず本体が手に持った状態でなければならず、釣り上げる力は本体の腕力だが、その際に生じる『竿』の弾性は釣られている者の体力を極度に消耗させる。
ダメージ伝達:『竿』やリールの部分へのダメージはほぼ部位相応
射程距離:3〜5m(『竿』を手放せる距離)
能力射程:『糸』を伸ばせる距離は50m(その範囲内ならもっと伸ばせる)で、エネルギー探知範囲は『針』と『糸』の周囲1m程度
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| JC 53巻 | C | B | A | C | A |
| SPWオリジナル | C→A | B→A | A | C→A | A |
補足:JCのパラメータは能力発現時のデータであり、最終的には更に成長した。
謎・疑問点
- 本体が耐え切れない重さの獲物を釣ろうとして『竿』を手放してしまうとどうなるのか?
Last Update 2009/06/01
本体:ポルポ
発現からの経緯:『矢』によって発現。2001年春、本体が死亡した事で消滅。
タイプ:遠隔自動操縦、精神攻撃型
特徴:人型。全長2m。帽子とマントを身に付け、手の甲等に矢尻のマークがある。
能力:影の中に潜み、標的を追撃する。
- 予め設定しておいた「スイッチ」に潜み、それが入る事によって出現し、自動操縦で標的を追撃する。
(例:スイッチ=ライターの火 標的=再点火を見た者、目的=『矢』で刺す)
- 光の当たる所には出られないが、影(陰)の中でのパワーやスピードは圧倒的。
- 光に当たると苦しみ、やがて消滅するが、ただ追撃を中止するだけで本体に影響はない。
- 影の中に潜り込んで超高速で移動できる。ただし、あまりにも小さい影には入れない。
- 標的の影から魂(標的がスタンド使いの場合はスタンド)を引きずり出して攻撃する事ができる。
- 魂を引き出された者は意識を持ったまま動けなくなり、魂を破壊されると外傷なしで死ぬ。
- 本体が持っている武器(物質)を口内に取り込み、そのまま使用する事ができる。その際、その武器はスタンド使い以外には見えない。
補足:データ収集時、このスタンドは口内に『矢』を隠し持っており、攻撃に使用していた。また、本体が拳銃で口内を撃ち抜いた際には『矢』(実物)が破壊された。当時このスタンドの口内にあった『矢』は実物を取り込んだものなのか、それとも本体から投影されたものだったのかは謎である。
ダメージ伝達:なし
射程距離:最低でも5km以上
能力射程:−
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| JC 48巻 | E(抑えつける力はA) | A | A | E | E |
謎・疑問点
- 条件は「ライターの再点火」以外にもできたのか?また、ジョルノ戦の前はライター内に潜んでいたのか?
- 『矢』は取り込んで(一体化して)いたのか?
- 影にはどの程度の濃さが必要なのか?
- 本当にダメージが本体に伝わらないのか?
- このスタンドは一種の『レクイエム』だったのか?
- 獄中でポルポが自分の指を食べていたように見えたのは何だったのか?(能力と関係があったのか?)
Last Update 2010/09/23
本体:メローネ
発現からの経緯:『矢』によって発現。2001年春、本体が死亡した事で消滅。
ベイビィ・フェイス(親)
タイプ:近距離、一体化、特殊用途型
特徴:顔の付いたラップトップのパソコン型。行動時は手足(と胴体?)が生えて全長1.5m程度になる。本物のパソコンと一体化しているため、スタンド使い以外でも見たり触れたりできる。
能力:人間の女性に「子スタンド」を産ませる。
- 「子スタンド」の作成時、標的の血液からデータを組み込む事で、「子スタンド」に標的探知能力を持たせる事ができる。(任意設定)
- 標的の血液は、付属の小瓶に入れた状態でこのスタンドのパソコン部分にセットする。
- 「子スタンド」は倒されても何度でも生産できる。(このスタンドにも本体にもダメージ等の影響はない)
- 良い「母親」の条件は、健康である事、酒・煙草・麻薬等を常用している事、標的と相性が悪い事、性格が悪く攻撃的である事等である。
- 「子スタンド」の作成に必要な様々なデータが登録されている。
- 「子スタンド」の教育、通信等のコミュニケーション用としても使われる。(チャット式通信、音声・映像入力、パラメータ表示etc)
- 「母親」に「受胎」させる具体的方法は不明。(母親が気絶しただけで全く自分に変化を感じていなかった実例があるため、人間同様の手段ではないと思われる)
- 「子スタンド」の「受胎」から誕生までの期間は3分余りである。
- 「子スタンド」の出産後、「母親」に特に影響はない。(産んだ事にも気付かない)
ダメージ伝達:部位相応
射程距離:2m
能力射程:ほぼ∞(子スタンド次第)
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| SPWオリジナル | C | D | A | E | E |
謎・疑問点
- 具体的にどんな方法で「子スタンド」を産ませているのか?(「母親」になった女性は「別に何も変わりない」と言っており、自分が「子スタンド」を産んだ事に気付いてさえいなかったが?)
- 同時に複数体の「子スタンド」を作成、操作できるのか?可能の場合、双子等も生まれるのか?
- 標的の血液なしで「子スタンド」を作る事は可能か?
- このスタンドは本当にパソコンと一体化していたのか?
- 血液を入れる小瓶もスタンドの一部か?
ベイビィ・フェイス(子)
タイプ:遠隔自動操縦、使い捨て、思考分離、特殊実体化(一体化?)、索敵探査、特殊攻撃型
特徴:人型。平均して全長1m余り。頭部に20cm程の鋭い突起が数本、モヒカン風に生えている。人間の女性から生まれるため(?)完全な実体である(胎細胞等と一体化?)。完全に本体から独立した意志を持つ。
能力:触れた生物や物質を組み替えて(見かけ上)違う物質に再構成する。
- 組み替える際、最初に対象を無数の小さな立方体状に分解する。
- 必ずしも組み替える必要はなく、「分解」は単なる攻撃(破壊)にもなる。
- 組み替える際に体積や質量はほぼ無視できる。
- 生物を組み替えた場合、標的は仮死状態となり、生命反応等もなくなる。
- 組み替えられたものは能力が解除されると元に戻るが、ただ分解されただけのものはそのままになる。
- 標的の血液から採ったDNAを解析・探知し、距離に関係なく標的を自動追跡する事ができる。(作成時に設定した場合のみ)
- 教育によっては暴走して「一人歩き型」になる。
- 自分自身を一瞬で自由自在に分解し、攻撃を回避したり、そのまま組み替えて擬態したりできる。
- 通常の生物と同様、食糧の摂取と排泄を行う。(多くの場合、誕生から間もなく「母親」を喰う)
補足:教育内容や「母親」の心身の状態によって多少性能等が異なる。このデータの元となった個体は教育終了後も成長し、身長も138cmから168cmに伸びた。
ダメージ伝達:なし
射程距離:数十km以上(∞?)
能力射程:∞(DNA探知範囲)
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| JC 54巻 | A | B | A | 教育次第 | 教育次第 |
謎・疑問点
- 無事に目的(標的抹殺等)を達成した場合、このスタンドはどうなるのか?(廃棄?寿命?生存?)
- このスタンドのボディや、倒された後の残骸は何でできているのか?(肉等の有機物?)
- 本体にダメージ伝達がないのは自動操縦だからか?それとも「スタンドが生み出したもの」だからか?
- 探知できるのは血液の持ち主だけか?その血縁者も探知できないか?
(それが可能ならトリッシュの血液からディアボロを探し出せた事になる)
Last Update 2009/06/01
|
ツー |
|
| ボーイ |
・II・ |
マン |
| BOY TWO MAN |
本体:大柳 賢(おおやなぎ・けん)
発現からの経緯:本体が11歳の時(1999年6〜7月)に『矢』によって発現。
タイプ:近距離、精神攻撃型
特徴:人型。全長2m。逞しい体を無骨な甲冑(脱げない)で覆っており、目元だけが露出している。
能力:本体が「ジャンケン」で負かした相手のスタンド能力を吸収する。
- 相手のスタンドは本体の左頬の「穴」から吸収する。(自動で吸い出す)
- 5回勝負で3回勝つ事が条件で、1勝ごとに相手のスタンドの像と能力を3分の1ずつ吸収する。(「あいこ」は決着まで続け、「後出し」は負けになる)
- 吸収したスタンド(と、相手本体の対応部位)は自由に操作できる。
- 1勝でもしてしまえば、相手のスタンド能力の効果を(性質にもよるが)相殺できるようになる。
- 負けた時は奪ったスタンドを返す。ただし、こちらは1敗ごとではなく、3敗した時に一括して返す。
- 3敗した後も(相手が承諾すれば)何度でも再勝負できる。(その都度0勝0敗からやり直し)
補足:本体の左頬には、『矢』で刺された際の傷が「穴」となって残っている。
ダメージ伝達:部位相応
射程距離:2m(能力吸収時は延長あり)
能力射程:ジャンケンが成立する距離
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| SPWオリジナル | C | C | C | C | A |
| JOJO A-GO!GO! | C | B | A | C | C |
謎・疑問点
- 完全にスタンドを奪われた者はどうなるのか?
- 完全に奪ったスタンドを使う場合、像を複数体出すのか?それとも能力だけが増えるのか?
- スタンド使い以外とジャンケンをした場合はどうなるのか?
- 相手との合意の上であれば、ジャンケンの回数を変更する事も可能か?(一本勝負等)
- この能力は本体がジャンケンをするたびに無条件で発動するのか?(普通のジャンケンはできないのか?)
Last Update 2010/05/23
| ボヘミアン・ラプソディー | |
| BOHEMIAN RHAPSODY |
| (自由人の狂想曲) |
本体:ウンガロ
発現からの経緯:本体の生まれ付き。または本体の幼児期(1980年代後半)、父親(DIO)がスタンド使いになった事による影響で発現。本体が23〜24歳の時(2012年3月中旬)、父親(DIO)の遺骨から生まれた謎の生命体『緑色の赤ん坊』と融合したエンリコ・プッチとの出会いによって覚醒。
タイプ:遠距離、具現化攻撃型
特徴:スタンドの像はない。
能力:絵画の中のキャラクターを実在化させる。
- 漫画、アニメ、絵本、肖像画等、あらゆる絵画から無差別にキャラクターを実在化させる。
- 「キャラクター」はある一箇所で実在化すると、この世の全ての絵画から姿を消す。(実在化した姿の撮影等も不可能)
- 「キャラクター」達は完全な実体で、元となった絵画のストーリーそのままの自我を持つ。
- 自分の好きな「キャラクター」を目撃した者や、目撃した「キャラクター」に感動を覚えた者は、「精神(魂)」と「肉体」を分離させられる。
- 分離した「肉体」と「精神」は、どちらも自我を持った実体であるため、両者はほぼ同等の存在である。ただし、スタンド使いの場合、その能力は「精神」だけが持つ。また、「精神」は他者には見えない場合がある。
- 分離した「精神」と「肉体」は互いにテレパシー等はできず、一方のダメージが他方に伝わる事も(死なない限り)ない。そのため、分離した事にも気付かず、互いにバラバラに行動してしまう事が多い。
- 分離した「精神」は「キャラクター」の背景にある「ストーリー」に巻き込まれ、その通りの運命を辿る。
(例:特定のキャラクターに変化してストーリー通りの相手に殺されるetc)
- 一旦「ストーリー」に巻き込まれた者は、決してそれに逆らう事はできない。また、そこに一切の理屈や常識は通用しない。
- 「キャラクター」は、「ストーリー」に巻き込まれた者以外なら倒せる事もある。また、倒された「キャラクター」は、能力が解除されても元の絵画に戻る事はない。
- 分離の原因となった「キャラクター」が消滅、または絵画に戻った場合、「精神」は「肉体」に戻る。その際、ダメージ等は「肉体」の状態に合わせられる。ただし、分離中に死亡した者は生き返らない。
- このスタンドのものだけでなく、絵画に込められた精神エネルギーをも利用して実在化させるため、一旦能力が発動すれば影響範囲は世界中に広がり続ける。
- 本体は近くにいる「キャラクター」を多少操れる。(または、「キャラクター」には本体の味方をする習性がある?)
ダメージ伝達:−
射程距離:−
能力射程:∞(最初は数mで、発動後にどんどん広がる)
| 出典 \ 項目 | 破壊力 | スピード | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
| SPWオリジナル | − | − | A | − | A |
謎・疑問点
- 「7匹の子ヤギ」はチョコレートが変化したものだったのか?だとすれば、この能力は実在化だけでなく、無生物をキャラクターに変える事もできるのか?
- 分離後のアナスイの「精神」が、警官やチョコレート屋の目には見えていたのに、ウェザー・リポートからは見えなかったのは何故か?
→あの時点でウェザーにはこの能力の影響が及んでいなかったからでは?(他は「分裂」前でも既に影響を受け始めていたのでは?)
- 本体はどの程度この能力や「キャラクター」の行動を制御できるのか?また、プッチ神父達への巻き添えはどうやって防いだのか?
- 分離中に一方が死亡した場合、やはりもう一方も死ぬのか?
- キャラクターが実在化する場所はどうやって決まるのか?(世界中にある『ピノキオ』の絵本のうち、何故アナスイ達の前の絵本から実在化した?本体の近くだから?)
- あるキャラクターが実在化した場合、そのキャラクターの落書きや同人誌等からも消滅するのか?
- 例えば『ドラゴンボール』のようにキャラクターの年齢が作中で大きく変わった場合、そのキャラクターはいつの時点の姿で実在化されるのか?それとも、年代別に複数体実在化するのか?
- この能力の解除条件は?(本体の任意での解除は可能か?眠っても持続するのか?)
- 本体が自分に好都合なキャラクターを考えて描き、実在化する事もできるのか?
- アナスイは本当に「7匹の子ヤギ」が好きだったのか?
→原体験的なものでは?
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